共依存 自助グループ

共依存からの脱出、自助グループについて

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“共依存”とは家族や友人、パートナーなどとの関係性に過剰に依存し、さらにその人間関係にとらわれている状態のことを指します。
共依存になりやすい方は一般的には自尊心や自己愛などが低いことが多く、特定の相手から依存されることに依存してしまうのです。
つまり、無意識のうちに相手からの依存によって自身の存在価値を見出してしまいます。
例えばアルコール依存症な上にDVをする夫と別れられない妻が、共依存関係の典型的パターンである可能性があります。
この場合、夫はもちろん妻の存在がなければ生きていけないので妻に依存しています。
そして妻は夫に依存されることそのものに依存しているので、夫がアルコール依存症やDVを克服してしまったら自分の存在意義が無くなると思い、夫にいつまでもそれらを克服しないように仕向けるのです。
例えば「これ以上呑まないで」などと口では言いながらアルコール類を買ってきてしまったりします。
しかし、妻はこれらを無意識で行っており、この状態こそが“共依存関係”なのです。
この不健康な関係性から抜け出すためには、まず自身の状態に気づくことが第一歩です。
そしてそこから精神科等の病院を受診したりすることで少しずつ克服していきます。
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共依存関係からの脱出方法として効果が期待されるのが“自助グループ”への参加です。
自助グループとは同じような問題や悩み、辛さを抱えた人々が集いお互いに支え合い励まし合う過程で、各自の問題や悩みから克服することを目的とした活動のことです。
自助グループの具体的な活動としては、指定された場所に集まり、他の方の話を聞いて自分の話をするだけです。
他の方の話を遮ったり、否定することは禁止です。
こうした活動を通し、自分は1人ではなく同じような悩みを抱えた人がいることを知り、勇気づけられます。
また回復しようという気持ちが高まるともいわれています。
さらに他者の話を聞くことで自分を客観視出来るようになり、感情が整理されます。
そして皆で悲しみや苦しみを分かち合い、互いに受け入れることで一体感が生まれ、気持ちが楽になります。
こうした自助グループはインターネットで検索すれば複数ヒットしますので、気になる方はまずそこから始めてみると良いでしょう。
もちろん、自助グループにも合う・合わないはありますので、参加してみて自分には合わないと感じたら別のグループを探すか、専門の医療機関を受診して下さい。
中には病院そのものでグループ活動を行っていることもあります。
それぞれに適した方法で共依存を克服していくことが一番大切です。
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